【ポケモン竜王戦優勝】蒼雷竜王ザシアン

はじめまして。「わとり」と申します。
普段はkazukiという名前でやってます。

ポケモン竜王戦2020優勝しました!!
第一回ポケモン竜王戦で準優勝という悔しい思いから7年、ついにポケモン竜王になることができました。

応戦してくださった方、本当にありがとうございました。
とてつもなく緊張していたので応援のリプライがすごく力になっていました。

 ↓使用構築
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コンセプト

ザシアン以外の5匹はダイマックスをしなくても強いポケモンであることを意識した構築になっています。5月12日の突然のアップデートでザシアンの選出がバレなくなったので、ザシアンを選ばない選出時も高いパワーを維持できるようになっています。

構築経緯

竜王戦延期発表から3ヶ月のランクバトル期間を経てやっぱりザシアンだなという結論に至りました。理由としては、「きょじゅうざん」という技がダイマックスという八世代の前提にあるシステムを否定しているから。3ヶ月間様々な伝説枠を試した結果、ザシアンが肌に合っていると感じたから。そしてなにより僕はザシアンが好きだからです。

伝説ルールで全対応は不可能だと考え、対策する伝説ポケモンを絞ることにしました。

まずはムゲンダイナ竜王戦がトーナメント形式である以上、型が判明している状態だと一気に弱くなるムゲンダイナは、一度は勝ててもそれ以降に勝てる未来が見えない伝説枠だと考えました。

次に黒バドレックスです。耐久がない。この馬は本当に伝説ポケモンか?と疑ってしまうほど耐久が薄く、数少ないザシアンの上を取れるポケモンではありますが、どこから飛んでくるかわからない4倍弱点に怯えたり、どうしてもミミッキュ,ウーラオスがきつかったり、有利であるはずの日食ネクロズマにすらちゃんと勝てるのか怪しかったので本戦に持ってくる人はいないと予想してこの2匹は諦めることにしました。

S17の後半では自身が黒バドを使い込んでいた経験があり、勝ち切れるポケモンではないという認識もありました。

黒バドを切ることを前提に構築を考えたときに構築の幅がかなり広がったのでこの選択は間違っていなかったと思います。結果的には黒バドもムゲンダイナもいなかったので正解でした。 

また、S15〜S17のザシアンの構築記事を見ると、ザシアン以外の5匹がすべて違う構築も存在していて、一般枠の自由度が高いこともザシアンを選んだ理由の一つです。

 

さて、使う伝説ポケモンは決まったわけですが、S17が終わりを迎えてランクバトルのルールが変わり、5月になってもなお構築が定まっておらず、浮き足立っている状態でした。1から新たな構築を組むのは難しいと判断し、先人たちの知恵を借りることになります。

roseli1.hatenadiary.com

Crowned Sword Formf:id:spikapoke0:20210602205238p:plain(f:id:spikapoke0:20210601113116p:plainf:id:spikapoke0:20210601025534p:plain)

最初はこちらを参考にしました。(ゲンガーをヒードランに)
7年前の第一回竜王戦ロトムを使っていたことから今回もロトムを使いたい願望。それに竜王戦というタイトルなのでドラゴンタイプを組み込みたいことからこれだ!と思って即決しました。
こちらの構築自体はねむカゴロトムが扱いやすく、カイリューの崩し性能が高さから好感触でした。
しかし、ダイマアタッカーとしてのカイリューはダイジェットを打ってもザシアンを抜けない、ダイマが切れたあとの動きの弱さ、対面操作ができない点から使いづらさを感じました。やはり命の珠を持たせるべきはサンダーだなと自分の中で結論づけました。

この時点で使い勝手の良かったザシアンf:id:spikapoke0:20210601024832p:plain+オボンラグラージf:id:spikapoke0:20210601025054p:plain+珠サンダーf:id:spikapoke0:20210601024944p:plainの3匹による軸が定まりました。

ロトムはサンダーと対面したときに、かいでんぱが見えない状態ではダイマを切ることができず、かと言ってわるだくみをしたターンにボルチェンや10万を打たれると大きく削られてしまいます。動きが相手依存になってしまうことが多く、安定しなかったので他を探すことになります。

 

motomiiya34.hatenablog.com

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次に参考にしたのがこちらの構築です。(カバルドンラグラージに)
とにかく話題性のあるポケモンを使いたかった僕はスガドーンに心を躍らせます。

(こいつ...いけるんか...?)
スカーフを持たせることでスマートにメタモン対策ができて日食ネクロにもタイプ上強く、きょじゅうざん+ビックリヘッドで無振りダイマサンダーを倒せることに気づき僕のズガドーン熱がキョダイマックス。オレは竜王戦ズガドーンを使うぞー!と意気込んでいました。

 

...

 

...

 

<ハァイ

 

ヒョロガリ頭でっかちピエロでした。
意地ミミッキュの珠かげうちでズガドーン1個分が飛びます。悪ウーラオスのふいうちも耐えるはずがなく...
ザシアンミラーだけを見るなら、サンダーの上を取れて、且つザシアンの石火が無効なのでこれ以上ないほどの逸材でした。

しかし、大いなる期待から一転し、選出できる相手が限られていました。
カイオーガ,イベルタルはもちろんミミッキュやウーラオスが同居しがちな日食ネクロにすら選出を渋られるとなると出せる相手が限定的すぎるので構想外となりました。

ここで僕のズガドーンドリームは花火のように儚く散ってしまったわけですが、嬉しい収穫としてウオノラゴンf:id:spikapoke0:20210601030011p:plainウーラオスf:id:spikapoke0:20210601022935p:plainの組み合わせが強いことに気づきます。
この2匹は選出画面での圧力が凄まじいうえに、どのアイテムを持っているのか断定できないところ、ダイマしなくても強いのでザシアンサンダーと一緒に選出してもパワーが落ちないところを気に入りました。

 
大会2週間前の進捗
確定f:id:spikapoke0:20210601024832p:plainf:id:spikapoke0:20210601024944p:plainf:id:spikapoke0:20210601025054p:plainf:id:spikapoke0:20210601030011p:plain
候補f:id:spikapoke0:20210601022935p:plainf:id:spikapoke0:20210601030442p:plainf:id:spikapoke0:20210602194725p:plainRotom Spritef:id:spikapoke0:20210602194837p:plainf:id:spikapoke0:20210601023012p:plain

この時点でラグザシサンダーノラゴンが確定。
ウオノラゴンが鉢巻、ウーラオスがタスキでした。最後の枠には相手サンダーのダイジェットを抑制するためのポリ2。使いたい候補が多い中、ホウオウ,ネクロズマ等のザシアンに強い伝説にメタを絞って考えていきます。
(チーム提出期限は大会の1週間前だったのでこのとき相当焦ってました)

ホウオウを相手にフレ戦をしたところ、バシャーモの刺さりがいいことに気づきました。前期竜王バシャーモを使っていたことに運命を感じて即採用。S17では黒バド構築でバシャを使っていたので扱いになれていることも後押ししました。

そのときのバシャーモがこちら。
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バシャーモ@きあいのタスキ いじっぱり
H155ーA189(252)ーB90ーC117ーD91(4)ー132(252)

ホウオウ構築に一匹で勝てるイケメン。
必ず出てくるザシアン受けのヌオー・ドヒドに打点を持ち、タスキを持たせた場合に剣舞を積む余裕があるので全抜き性能が高いことに魅力を感じました。(熱湯で焼けないのも偉い)
ホウオウ以外にもレヒレ入りの日食ネクロ, オーガサンダーナットに出せてザシアンミラーもイケるので天才では...?と思っていました。
しかしながら、バシャーモを選出したときはバシャーモダイマックスさせないと弱く、逆に選出の幅が狭まって目指していた方向と異なっていたので結局ウーラオスに落ち着きます。

 この時点で先ほどの確定枠に加え悪ウーラオスまでは決まりました。

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変更点:ウオノラゴン(鉢巻→スカーフ)、ウーラオス(タスキ→鉢巻)

ウオノラゴンはカイオーガに強く出られるスカーフを。これによりカバエスバオーガのような構築にもウオノラゴンが安定します。

ウーラオスはホウオウや日食ネクロに出すことを想定したときに、必ずと言っていいほどゴツメ持ちで受けられてタスキを失うのでそれなら火力のある方がいいと思い、鉢巻を持たせました。ザシアンミラーにはウーラオスを出さずにラグザシサンダーで勝負するつもりだったので特に支障ありませんでした。

ラストの枠にはサンダーの珠ダイジェットを受けられて、カイオーガの雨しおふきも耐えられるポケモンとしてラッキーf:id:spikapoke0:20210601030647p:plainを選びました。元はポリ2でしたがカイオーガに見た目強くするならラッキーじゃない?となってすんなりと解決しました。
そしてここまでHDだったラグラージをHBに変更。ラッキーを採用したことで特殊防御面での不安がなくなったのでよりミラーに重点をおいたHBに振り切りました。

       ↓

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完成!

いかつい5匹に癒し要素が加わって構築の完成度が格段と上がりました。

序盤、中盤、終盤。どれも隙がない構築に仕上がったと思います。

 

個別解説

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ザシアン@くちたけん 剣の いじっぱり
H196(228)-A242(236)-B136(4)-x-D136(4)-S173(36)
巨獣斬 / じゃれつく / 電光石火 / インファイト

今回の開催地である渋谷の名物、忠犬ザシ公です。

構築提出期限の3分前まではHDワイボインファでしたが、直前でHA石火インファに変更。
HAの強みとして、予想外の火力で不利な相手にも負荷をかけにいける点、日食ネクロに2回目の竜舞を許さない点を評価しました。
また、必ず当たると考えていたザシアンミラーにおいてはHD振りが活きにくい点、ワイルドボルトを切った場合に困るカイオーガやホウオウは攻撃を高くすることでごまかせると思った。
これらを考慮しHAを選びました。苦渋の選択でしたが、結果的にドヒドイデに困ってしまったので技選択は正解とは言い切れません。配分についても、もう少しミラーを考慮した素早さにした方がよかったと思います。

 攻撃面
f:id:spikapoke0:20210601025054p:plainじゃれつく2回でHBオボンラグラージを中乱数2発(55%)
f:id:spikapoke0:20210601024944p:plainCS珠サンダーにきょじゅうざん+珠ダメ2回+非ダイマ時の石火が255/256で落ちる。(ザシアン対面初手ダイジェット後のダイサンダーをラグで流せた場合を想定)
 HBサンダーにじゃれつく+サンダーのダイジェットが確定で落ちる。
HBサンダーにじゃれつく+サンダーのボルチェンが確定で落ちる。
f:id:spikapoke0:20210601024832p:plainラグの激流クイタン+きょじゅうざんで199ー137ザシアンが確定で落ちる。(199~)
Dusk ManeH振りネクロズマインファイトが55%から入る(食べ残しの回復が間に合ないくらい。目安)
無振りカイオーガにきょじゅうざんが半分以上入る(52%~)
H振りカイオーガにきょじゅうざん+サンダーの珠140ダイサンダーが253/256で落ちる。
ホウオウもだいたい一緒。

耐久面
 f:id:spikapoke0:20200703023350p:plainA168エースバーンのかえんボール14/16耐え
f:id:spikapoke0:20210601024944p:plainC177サンダーの珠ダイバーン15/16耐え
C183イベルタルの珠ダイバーン13/16耐え

 

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ラッキー@しんかのきせき 自然回復 ずぶとい A0
H325-A9-B62(252)-x-D138(100)-S90(156)
タマゴうみ / 地球投げ / 電磁波 / みがわり

C202雨しおふき確定2回耐え、Sはだいたいのラプラス抜き。配分はいい感じのやつをパクりました。
ほぼ見せポケです。電磁波はいいとして、みがわりのところはオーガサンダー+ミミッキュに出せる甘えるかシャドボの方がいいと思います。
ラッキー、かわいいですよね。
サンダーでラッキーを突破したときはとても癒されます。

 

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サンダー@いのちのたま 静電気 おくびょう
H165-x-B106(4)-C177(252)-D110-S167(252)
ボルトチェンジ / 暴風 / ライジングボルト / 羽休め

サンダー枠
性格はひかえめとも迷いましたが、イベゼルネの上からボルチェンを打てる、スカーフオーガをダイジェット一回で上を取りたいので最速。
火力を落としたところで耐える攻撃もないのでC振り切り。
ザシアン,エースバーンの攻撃や色んな先制攻撃を受けるので端数は防御に。

全3戦全てでダイマックスを切り、全てにおいて大活躍してくれました。
ボルチェンがめちゃめちゃ強い。暴風も超強い。全部強い。
ライジングボルトの採用理由は、H振りカイオーガを巨獣斬と合わせて140ダイサンダーで落とすため。ほかにもホウオウ,日食ネクロに対して140ダイサンダーが打ちたかったため。この構築ではダイマックスをサンダーに切ることがほとんどなので威力140のダイサンダーを打ちたい場面が山ほどありました。
ザシアンを倒す際など、ダイバーンで晴らしてしまうとエラがみの威力が半減されるのも嫌いました。

羽休めはギリギリまで電磁波と迷いました。羽休めが無いとラキヌオー系に対して余裕がなくなり、珠を持っている以上サイクルできる回数も限られてきます。構築の最後に入ってきたラッキーと合わせてサイクル寄りの立ち回りも可能となったので羽休めに決めました。
一戦目のシグマさん(わらべだ♪)との対戦では羽休めこそ使っていませんが、羽があることによってドヒド系の受け回しに対してプレイングに余裕が生まれていたと思います。

 予選時からザシアンと共に使い続けているエースポケモンです。

 

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ラグラージ@オボンのみ 激流 のんき S0
H207(252)-A130-B156(252)-x-D111(4)-S58
ステルスロック / あくび / 地震 / クイックターン

NNはミズゴロウのフランス語Gobouから
速めのカバやミラーで後発クイタンを打つために最遅。
元々はHDぶっぱで、苦手なレジエレキ+カイオーガに出せるようにしていましたがラッキーの採用によりHBに。そのおかげで決勝ではエースバーンの火炎ボール+膝+膝を耐えてくれました。
地震の枠はまもるとの選択だと思いますが、ザシアン,エースバーンに大きく削りを入れられる点、まれにダイマを切るときがあるのでダイアースにもなる点を重視し、地震にしました。
相手ポケモンを攻撃して倒すようなシーンこそ少ないですが、でかい背中が頼もしいいぶしの起点作り役です。

 

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ウオノラゴン@こだわりスカーフ 頑丈顎 いじっぱり
H166(4)-A156(252)-B120-x-D100-S127(252)
エラがみ / 逆鱗 / けたぐり / 眠る

竜王枠。
今回の竜王戦はドラゴンタイプ入れなくてもよかったけどどうしても使いたかった。大会タイトルにふさわしい活躍をしてくれました。
性格は、カイオーガ構築へのダメージを意識して火力が欲しかったのでいじっぱり。

ねむるの枠は、ダイウォール媒体なら正直なんでもよくて、ねごとは違うな...こらえるも役立つ場面ないよな...となってウオノラゴン入りの記事を漁っていたときに発見したねむるを採用。まさか本番で眠るべき時が来るとは思ってもみなかったです。
同じくスカーフウオノラゴンを使っていた本戦出場者のうわっきーさん(Thrash)が、ザシアンの石火を通す目的でダイマを枯らせるこらえるを採用していたのを見てその手があったかー!と思いました。そのこらえるの利点に気づけなかったのは反省点です。結果的にはねむるが決め手で決着がついたので文句なし。

 

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ウーラオス@こだわりハチマキ 不可視の拳 ようき
H175-A182(252)-B121(4)-x-D80-S163(252)
暗黒強打 / インファイト / 不意打ち / 蜻蛉返り

受け崩し+対日食ネクロ
武道熊師になれなかったくまし。
ウオノラゴンと合わせて選出誘導をかけていきます。影の立役者。
日食ネクロ構築によくいるミミッキュの前で動けないと弱いので最速。

技構成はいつもの3つに予選と同じくとんぼがえりミミッキュの皮を剥がしながらザシアンでじゃれつくを受けたり、ネクロ対面で打つことで暗黒強打を受けにきたマリルリ・レヒレ等のフェアリータイプを見てからザシアンを合わせられるのが凄く強い。
ラッキーのみがわりを壊しながらサンダーに引くことで電磁波を受けずにサイクルを回せるところも強い。

 

選出立ち回り

基本選出

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軸となる3匹。ステロはもちろん強いし初手からクイタン打って後出しじゃんけんするのも強い。

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超パワー選出。裏にダイマックスを温存しなくていいので、気兼ねなくサンダーで初手ダイマを仕掛けることができる。
ボルチェンから出せるポケモンがどっちも超火力なので楽しい。

対ムゲンダイナ 不利

切ってます。

対黒バドレックス 鬼不利

こちらも切ってます。逃げます。

 

対ザシアン 五分
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一番重要だと思われるミラーの立ち回りが曖昧なまま大会を迎えてしまいました。
初手ザシアンで荒らすか、初手ラグでステロ撒いた後は感覚で頑張ります。頑張ります。

 

カイオーガ やや有利

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じゃれつくやボルチェンで相手サンダーを削ってウオノラゴンを通します。
カイオーガというより、それと一緒にいるHBサンダーがきついです。サンダーの静電気が直接勝敗に関わってくるので心拍数の上がりどころ。
レジエレキがいると勝てません。

 

対日食ネクロズマ 五分

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対策したつもりですが、鬼火壁ドラパがいるときついです。
ネクロズマに竜舞を2回させてしまうともう止まらないのでそれだけは許さない立ち回りをします。
どうしてもザシアンが出せなさそうなときはラグラージを代わりに選出しますがネクロの持ち物が見えてないとラムを持っていたときに気まずいのでそれは最終手段になります。


対ホウオウ 有利

f:id:spikapoke0:20210601030011p:plain@2 

ウオノラゴンを確定として残りは相手に合わせます。基本はウーラオスに加え、ゴリランダーがいる場合はザシアン、ドヒドイデ,モジャンボが見えたらサンダーを。
初手のウオノラゴンvsホウオウ対面はダイナックルを決め打ちします。

 

イベルタル やや有利

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ラキヌオ・ポリドヒド系にはウオノラゴンを、メタモン入りのスタン構築にはラグラージを出します。ヌケニン入りだと厳しい。
サイクル系のイベルタルにはなるべく相手の数を減らすことを目標に、最終的にはサンダーを使って詰めていきます。

 

感想

竜王戦ルールのランクバトルが終わっても構築が定まらず、練習環境がない状態から新しく構築を組むことになって不安しかありませんでしたが、納得のいく構築に仕上げることができたうえに、最高の結果で終わることができて幸せです。

優勝できる自信はありましたが、本当に優勝できて素直に嬉しいです。めちゃくちゃ嬉しいです。

当初より見てる人が楽しめる対戦をしたいと思っていましたが、ウオノラゴンが眠ったり、決勝で放ったライジングボルトがトレンド入りしていたみたいで楽しんでいただけたのかなと思ってます。

今回のポケモン竜王戦は、普段のJCSやWCSとはまた雰囲気の違う特別な大会でした。
能楽堂の舞台でポケモンバトルをした経験は今後忘れることないでしょう。

出場選手の紹介映像があったり、対戦中は心拍データを表示したりと、プレイヤー側にフォーカスを当てていて非常に面白い試みだったと思います。

余談ですが、ここまでプレイヤー側にフォーカスを当てるのは近年盛り上がりを見せるeスポーツに近いものを感じました。WCSポッ拳決勝の盛り上がり方なんかは完全にスポーツのそれです。ポケモンUNITEもリリース予定とのことで今後のポケモンがeスポーツとして発展することを願っています。

 

最後に

周りからしたら終わったルールであるにもかかわらず、フレ戦をしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございました!!

また、素晴らしい選手紹介PVを制作していただいた映像制作の方、ありがとうございました。

そして、緊急事態宣言下の中、しっかりと感染症対策を講じたうえで大会を開催してくれた株ポケ様及び大会関係者様には頭が上がりません。
今回のポケモン竜王戦に関わってくださった方、全てに感謝しております。本当にありがとうございました。

 ここまで読んでいただいた方ありがとうございます。ここまで飛ばしてくれた方もありがとうございます。

対戦解説とかも後日ブログに書くと思います。それでは

 

@ikazuki148