おーす!
みらいの チャンピオン!
今回のジムチャレで二冠(竜王・ジムリーダー)獲得しました!
ルール
ガラル地方のジムリーダーが使っているポケモンのみ使用可能(キバナのジュラルドンやルリナのカジリガメ等)
結果
30勝5敗 最高・最終レート1826
最終1位
使用構築
コンセプト
・読まれにくい持ち物の採用で相手に差をつける
→スカーフジュラルドン
・フライゴンが頑張る
個別解説
フライゴン@気合の襷
性格:陽気
特性:浮遊
H155-A152(252)-B101(4)-x-D100-S167(252+)
地震 / 岩石封じ / 蜻蛉返り / 身代わり
選出率28/35 (80%) 1位
もうフライゴミなんて言わせません。このルールにおいて最強の襷枠です
蜻蛉は先発ウインディ対面で打つと交代先見てから出す駒選べて有利取れます
身代わりは鬼火・あくび対策ほか。様子見で使ったりダイマ凌ぎの誤魔化し要素にもなって役に立つ場面が多かったです。
明らかに刺さってない相手以外には全部選出していて、完全に構築の軸になっていました。そしてムンボ入りで見た目がいい
ジュラルドン@こだわりスカーフ
性格:臆病
特性:ヘヴィメタル
H146(4)-x-B135-C172(252)-D70-S150(252+)
てっていこうせん / 流星群 / 10万ボルト / ラスターカノン
(特性カプセル使うの渋って体重2倍になってしもてます・・・誰にもけたぐり打たれなかったのでセーフ!)
選出率19/35 (54%) 3位
トゲキッス意識で最速。
ジュラルドン自体を使うことは決まっていましたがどのアイテムを持たせてもピンと来ませんでした。そんな中、仲間大会で当たったスカーフジュラを見てこれだ!と思って真似してみました。すげえ強かった
こだわり持ちなのでドヒド関係のサイクルにはジュラにダイマ切るようにしていました。
ミミッキュ@命の珠
性格:陽気
特性:化けの皮
H131(4)-A142(252)-B100-x-D125-S162(252+)
じゃれつく / ゴーストダイブ / 剣の舞 / 影打ち
選出率15/35 (43%) 5位
言わずもがな最強のポケモン。持ち物はアッキと選択になります。立ち回り上ミミッキュミラーが発生しにくいのでミラーを考慮する必要がないと思って珠での採用になりました。大会前と後でずっと評価変わらなくて一生強かった
ウインディ@オボンの実
性格:図太い
特性:威嚇
H197(252)-x-B135(180+)-C120-D100-S125(252)
鬼火 / バークアウト / 燃え尽きる / 朝の日差し
選出率20/35 (57%) 2位
最速バンギ抜き。残りHB
フライゴンと縦の相性が素晴らしく良いです
もはやフライゴンのためのウインディ
燃え尽きるは対ラプラスに立ち回り上必要になってきます。火炎放射と違ってダルマを確1にできますし、HB振りのおかげで終盤増えてきたギガイアスに単体で勝てるようになったり予想以上に活躍しました。
トゲキッス@ラムの実
性格:ひかえめ
特性:天の恵み
H191(244)-x-B115-C177(164+)-D135-S113(100)
エアスラッシュ / マジカルシャイン / 朝の日差し / 悪巧み
選出率7/35 (20%) 6位
準速ラプラス抜き。HP最大(16n-1)
ジェットでダルマが乱数なので残りCに全部
あまり選出してなくて印象も薄いですが、てんめぐエアスラで怯ませてる時が楽しくてそこだけ記憶に残ってます。
朝の日差しについては上位に入るキッスは日差し入ってそうと思って採用しました。
実際、悪巧みしたあとの回復技は読まれにくく刺さる場面もありました。
バンギラス@弱点保険
性格:意地っ張り
特性:砂起こし
H207(252)-A169(+)-B131(4)-x-D120-S113(252)
ストーンエッジ / 地震 /アイアンヘッド / 龍の舞
選出率16/35 (46%) 4位
A無振りでも+2ダイロックでダイマキッス落とせるので耐久重視でHSに全振り
キッスに無償で悪巧みを許してしまう場面でもバンギ後投げで間に合います(※急所以外)
龍舞した後は上からアース・スチルで耐久上げて保険発動させる動きが強力でした
終始種族値の高さを感じさせてくれるこれまた最高のポケモン
構築経緯
1. フライゴンに至るまで(クソ長いです。飛ばし推奨)
仲間大会に潜ったところ、今回のルールは初手ダイマ構築が極端に少ないなと感じました
その原因として襷ストリンダーのほっぺすりすりやジュラルドンの電磁波、コータスのあくびなど初手ダイマするには動きづらい要素が多かったからではないかと思っています
初手ダイマが少ないとなると先発の1vs1でアドバンテージを得る必要があると考えました。こうしてタイマン最強の襷枠を探し始めます
求める条件としては...
(0. 速い。1vs1勝つための大前提です)
1. 多くの対面で引かずに勝てる
2. 起点になるのを防ぐ技を持てる
3. 麻痺や火傷など状態異常に対して耐性がある
まずは襷ダルマモードヒヒダルマに注目しました。
AS@襷 氷柱/地震/あくび/瓦割り
五里霧中を前提に行動してきた相手を咎めることができます。さらにはあくびの採用により起点作りまでこなせます
3の条件には当てはまりませんが1,2を満たすにはこれ以上なさそう
はじめは使用感も良く、バレにくい型なのでそこそこ勝てました。しかし、環境が進むうちに襷ダルマやダルマモードが増えてきて警戒されやすくなりました。そもそも襷ストリンダーに対して裏のポケモンと合わせてでないと対処できないところがネック。ここからは対ストリンダー重視に舵を切ります
次に襷モルペコを検討しました。
AS@襷 猫/オーラぐるま/地団太/身代わり
猫騙しが強力でとりあえず打つことで初手に出てきがちな襷を潰せます。襷ストリンダーには猫→じだんだで襷を残したまま突破できます。ちょうどミミッキュより速いうえに覚える技が豊富で、怒りの前歯や瓦割り,電磁波などサブウェポンには困らなさそうです。ですが、スカーフダルマの蜻蛉で襷まで削られながら安全に受けられる点、ギガイアスやコータスなど防御の高い相手には歯が立たない点が気になりました。
ここまでで課題としているポケモンがストリンダー、ジュラルドン、ギガイアス、コータスが挙がっています。地面が一貫していますね?このルールで速い地面タイプはアイツしかいません
フライゴン参戦
AS@襷 地震/岩封/蜻蛉/身代わり
先ほど挙げた地面弱点のポケモンは地震2発で突破できる (条件1)
トゲキッスやルチャブルのダイジェッターには岩封が安定 (条件2)
ウインディの鬼火やコータスのあくびには身代わりが刺さる (条件3)
蜻蛉はミミッキュの皮を剥がしながら裏のジュラルドンなどに繋げられます。龍舞、馬鹿力とも悩みましたがゴチミルに詰まされなかったりワタシラガにも打って地味に活躍したので蜻蛉で正解でした。
フライゴンが決まってからは他もスムーズに埋まっていきました
2. 間違いなく強いポケモンの採用
本大会でゴーストを無効にできるのはタチフサグマのみ。しかもその熊は使用率が低く、環境に霊無効がいないも同然なので剣舞ミミッキュがどう考えても強い。
同じような理由で環境トップに鋼弱点が多い・鋼の通りが良いことからジュラルドンも絶対に強いので即採用。
3. 補完
氷の一貫切り&スカーフ氷柱でフライゴン怯むと試合終わるので交代先としてウインディ
ウインディと相性が良く、ジュラミミでは厳しいルチャブルに対して強いトゲキッス。何をしてくるかわからないマイナーポケモンは上から怯ませて解決できます。
最後は枠はかなり悩みました。ここまでの5匹ではとにかく壁構築が重く、特にラプラス入りには勝てる気がしません。残飯あくびニンフィアで壁ターンの時間稼ぎをすることも試しましたが、これではラムキッスや鉢巻ダルマを止められませんでした。
そこで知人から弱保龍舞バンギラスの提案を受けます。弱点保険+積み技の組み合わせはウインディのデバフとの相性も良いです。
先ほど話に出たキッスや鉢巻ダルマは龍舞を積んでしまえば上を取って倒すことができます。対ラプラスもウインディで特攻を下げれば龍舞する時間を作れます。なにより種族値が高いので強さが約束されてます。
バンギラスに決まった後もこの枠にはしっくり来ていませんでした。しかし、大会の終盤には扱いに慣れてきて選出率も上がっていき、改めて考えるとこの枠にはバンギラス以外ありえないなと思います。そのくらいめちゃくちゃ活躍しました。
ちなみにこのバンギラスを提案してくれたのはブリックさん@Adghjdc です。「俺の名前を書け」って脅されました...
選出
・対面選出
まずフライゴンで1vs1を制します
→そしたらミミッキュが出てくるので影打ちで倒されます
→ジュラを出してラスカ打ちます。相手視点はミミッキュが上を取っているのでじゃれで削ったり剣舞したりしますがスカーフジュラが先に2回動けるので対面勝てます
→最後はミミッキュにダイマ切って勝ち
ミミッキュでミミッキュを相手しないことで不毛な同速を仕掛けることなく有利な状況でゲームを進められます。先発フライゴンの対応幅が広く、またパワーの高い選出なので多少運が悪くても充分に挽回できる強さがありました。
・対ラプラス、壁キッス、ギガイアス入り
構築が手に馴染んできた大会後半ではこちらの選出を多用しました
試合のイメージとしてはフライゴンで相手削る→ウインディでデバフかける→バンギで積む。全力でバンギに龍舞させるミッションです
フライウインでサイクルを回しながら隙を見て身代わりを残す動きも強かった
対ラプラスを詳細化すると、
1t vs 初手蜻蛉ウイン引きまで確定でそのあと分岐
-ダイマした(センリツ)→燃え尽きる→ダイスト耐え→バクア→バンギ龍舞
-ダイマしない(フリドラ)→バクア・・・バンギ引き龍舞
-ダイマした(ダイストリーム)→負け
ダイストこそ打たれると即終了ですが、いずれのパターンでもゴールはバンギ龍舞です
メモ見返すとだいたいこの2パターンでした...どうりでキッスの選出率が低い訳です
,or
先発のラプラスにミミッキュを合わせる形
初手剣舞して、センリツされたらゴーストダイブでターン稼ぎ、フリドラ等で皮を削ってきたのであれば次のターンダイホロウで展開有利なはず
キッス込みの選出パターンを挙げるとするなら、
対オーロンゲ
or,
先発でロンゲ削る→フライゴンの身代わりで壁ターン稼ぐ→ジュラダイマ。だいぶ険しいです。幸いロンゲに当たる回数が少なくて、当たった5回中4回は勝てたので意外となんとかなってました。
・初手ヒヒダルマ立ち回り
vs(裏)
こちらの対面は何回も見たのでピンポイントで書きます。
序盤はウインディに即引きしてました(そのためのウイン採用なので)。
氷柱打ってくれたらまぁいいんですが蜻蛉で不利対面になることも多く安定しませんでした。そこで途中から氷柱怯みは割り切って初手岩封を押すことにしました。襷・鉢巻なら上から動けてタイマン勝てるし、スカーフなら蜻蛉する可能性もあって、最悪スカーフ氷柱でも怯まなければ岩封で勝てるので助かる確率が高いです。
苦手なポケモン
オーロンゲ、強運ピントキッス、強運鋭爪キッス、豪運弱保キッス
感想とかいろいろ
念願のネット大会最終1位を獲得できてめちゃくちゃ嬉しい!!
結果だけ見ると勝率高いけど4回くらい運で拾いました(
今大会はミミッキュのゲームだと思っていた中で、不毛なミミッキュミラーがなるべく発生しないような構築を組めたのは満足度が高いです
勝因はタイマン性能最強を探してフライゴンに行き着いたこととスカーフジュラに出会えたこと。あとウインディが鬼火をしっかり当ててくれたこと。前日まではこのルール分からなすぎて弱保ダルマとか使いそうになってたので危ないところでした
フライゴンvsトゲキッス対面にてHP1のフライゴンをダイマックスさせたのが今回のハイライト
状況はこんな感じ
1.フライゴンが岩封外す。キッス悪巧み
2.フライゴン岩封当てる。キッスダイジェット、襷で耐える
(このままだと裏のポケモン誰もキッス受かんなくてジュラ出しても攻撃耐えられる...せや!)
3.HP2ダイマフライゴン爆誕
このあとはダイウォールしたのちダイロック。ダイジェット死に出しスカーフジュラで徹底抗戦当てて勝ちました
初手フライゴンミラーが発生したのも面白かった
多分この先こんな光景見ないと思う
構築面の不満がない一方で、ネット大会の立ち回りについて。
今回はサブロムを1700乗せた時点での勝率が16-1と良かったので先にサブのレートを上げることにしました。一方、レート1700乗せて保存していたメインロムを動かす気力がなくて放置していました。その結果、最後の一戦潜らなくても1位で終われたのに潜ってしまって...勝てたからハッピーエンドだけどこういったことにならないようにメインロムもサブに近いレートまで上げるべきだったなと思います。
まぁ勝てたからいいか!w
おわり
@Ikazuki148
フライゴン本当の採用理由、これ
森田ひかるさん