いきなりですがこの構築名
「ヤミックジュモック」
勢いで思いついたやつに決めたんですけどなんか可愛くないですか?
ミックの部分にはミミッキュも参加してます
今回はそんなトリックリリックで使用した構築のご紹介です。
続きを読むアローラ!わとりです!
この記事ではタイトル通りポケモン竜王戦の自分の対戦を解説していこうと思います。
動画 【公式】「ポケモン竜王戦2020 本戦」主音声 - YouTube
()
vs
()
選出
ウーラオスを見てイベルタル+ドヒドイデは出てきそう。
@1はサンダーを受けられるヒトムかラッキーのどちらかで考えていました。
こちらは、イベドヒドにはザシアン+サンダーと決めていたのでその2匹。
後はラグかウオノで迷っていて、明らかにカゴを持っていそうなヒトムにラグで勝てるのかわからなかったのでウオノラゴンを選びました。
対戦開始
1. いきなり伝説同士の対面。確実にドヒド引きなのでサンダー釣りも考えますがヒトムが出てくる可能性もあるのでひとまず巨獣斬。案の定ドヒド出てきますが急所で幸先よし
2. ザシアン側打点がないのでサンダー引き
3. ワイボ警戒で出てきたヒトムとサンダーが見合って気まずい
ボルチェン即押しからノラゴン出し。わるだくみでセーフ
4. お互い3匹見えていてドヒド引き確実だったので釣ります。
5. ここはかなり後悔しているターンでダイサンダー打つべきでした。トーチカされる可能性とダイサンダー2回でヒトム倒せるか曖昧で、一番弱い選択肢のライジングボルト...せっかく釣ったものを逃してしまいます。
結果ヒトムに受けられてせっかく削ったHPをねむるで回復される厳しい展開に。
6. 眠られターン
7. とりあえずのエラがみ。ドヒドで受けられます
8. サンダーに毒を入れたくないのと最悪こちらも眠って毒を回復できるので居座りエラがみ
9. 三連エラがみも考えますが再生打つならこのターンなので安全にサンダーを出せると思ってサンダーに交代。
しかしこれが読まれていてイベルタル引き。
うますぎる
10. イベルタルにジェットされた場合が止まらないので消去法でダイジェット。アーク打たれると負けますがザシアン引きを考えるとさすがにないだろうと思い切ります。
ジェットで珠ダメ圏内に入って一安心
ふいうちのダメージからして明らかに物理なので羽休めされることと、イベル温存で交代してくるパターンも考えるとダイサンダー打ちたかったけどふいうち通されると負けなのでザシアン引き(とりあえずサンダー温存して羽で回復できる考えもありました)
そしてここでお相手はイカサマを押しています。
強すぎる
珠ダメでイベルタルが落ちて一安心
11. ドヒド出てきますがザシアンの仕事がヒトムを削るくらいしかないので若干捨て気味に最もダメージが入る巨獣斬。
交代され、回復できないヒトムを削れてラッキー
12. イベルいないのでザシアン温存する必要がないと判断しインファイト。A特化が刺さってヒトムが落ちる。
13〜 何があるかわからないので一応最大限待ってから眠って勝ち。
10ターン目のサンダーvsイベルタル対面から勝敗を決めかねる択が続いて、まさに紙一重の対戦でした。ダイマックスを強く使えなかったうえに上手い読みを重ねられて途中かなり厳しい状況でしたが最後はザシアンが強かった。
()
vs
()
事前に見えている情報
・カイオーガがチョッキ(爆アド)
・サンダーがアッキ(きつすぎ)
・ナットレイが残飯やどりぎでHBボディプレス型?Bは高そう。Dは低いはずなのでサンダーでゴリ押せそう。
ジュニアシニアの準々決勝は観戦モードじゃないので奥側のHPが確認できませんでした。
配信を見ながら(え、勝ったらこれと戦うの?めちゃくちゃ強くない...?)と怯えてました。相手の方はジュニアカテゴリーですが予選を勝ち上がってきているのでカテゴリーなんぞ関係なく構築がバグレベルに強いことを悟ります。
選出予想・対戦プラン
・カイオーガはもちろん確定。
・ナットレイ以外は雨エラがみ受からないのでナットレイも確定。
・サンダーがアッキを持っている以上確実にザシアンに出してくるのでサンダーも確定。
出てくる3匹は準々決勝と同じかなーと思っていましたが、この3匹だと相手視点ラッキーを倒せないうえにザシアンのインファが見えていたので、実際はナットレイを出さずスカーフエースバーンでした。
こちらウオノラゴンがいるので雨を降らすと厳しいことから初手オーガはない、初手ナットは襷爆発型ならわかるけど残飯見えてるし出すなら後発だろうと考えます。
こちらの先発は珠アタックエスバ以外に出し負けないのでサンダーから。
裏には安定のザシアンと刺さりすぎてるウオノラゴン。
お相手の先発サンダー予想で、お互いにボルチェンを打ち合って出てくるオーガはスカーフじゃないのでザシアン出しが安定し、ナットにはインファがあるので有利。
対戦開始
1. カイオーガとご対面。オーガはスカーフ持ってないのでボルチェンノラゴン引きが安定。引いてきたサンダーをタダで削れて味がいい。
ボルチェンからどちらを出すか迷います。どちらから入っても倒せるHP。エラがみだと命中100だしダイマされても落とせる。一方で静電気を引いたときにカイオーガに上を取られ、ましてや痺れて動けない可能性もあるのでそれだけは避けたい(裏エスバの可能性もゼロではないので大事にしたい)
ザシアンのじゃれつくだと命中不安。静電気引いてもいいけどじゃれ外して羽休めされるパターンが最悪。さすがにこの大舞台で技を外すなんてこと無いと信じてザシアンを出します。
2. 今までザシアンで何度もじゃれつくを押して幾度となく外してきました。このターンに押したじゃれつくはザシアンが動くまでの時間が今までで一番長く感じました。
だって当たってないのだから。
反省してもらいました
じゃれ外しますがボルチェンだったので助かりました。ボルチェンからエスバ出てきても雨降ってるので火炎ボールは耐えますしカキュウで落としにきてもウオノラゴンがいるので問題ありません。
3. ボルチェンから再びカイオーガとお見合い。残ったサンダーはほぼ役目なしですが巨獣斬を一回は耐えそう、そのまま動くとオーガが大きく削れてしまうのを嫌ってサンダー出しも考えられたのでじゃれつくを選択。連続で外したらそういう日だったんだと割り切ってじゃれつくを押しました。ダイマ切らなかった際にボルチェン圏内に入るメリットもあります。
じゃれつく当たってホッとしました。
4. 火力アップアイテムを持ってないカイオーガのダイマックス技はなんでも一回は耐えるのでウオノラゴンから入ってエラがみ。思ったより入る。後から見てわかりましたが、はるまくんのカイオーガはHP191だったので耐久を落として素早さを上げている配分だったのかもしれません。スカーフノラゴンでよかった~
5. オーガを引いて静電気チャンスを仕掛けにきますが、うちのウオノラゴンの方がえらかったです。
エラがみだけにね。
6. そして出てきたのはエースバーン。この時点で勝ちを確信します。
素直にエラがみを選択しますが相手はかえんボール。スカーフが判明してダイジェットを耐えないこともほぼ確定。
7. 満を持して、サンダーダイマックス。
ダイジェットでエースバーンを突破します。
8. 残るは赤ゲージのカイオーガなので削り切って勝ち。
お相手の構築がかなり強くて勝てるか不安でしたが初手でサンダーを削れたことで一気に展開が楽になったと思います。
()
vs
()
12月の予選で共に本戦出場が決まってからずっと本戦の場で対戦することを待ちわびていた相手です。そしてその舞台は決勝戦。勝負が始まる前から最高の気分でした。
事前に見えている情報
・ザシアンがH193でAめっちゃ高い。H193ということからHPを削って素早さを上げていることが伺えます。そして石火持ち
・サンダー。H166でCS珠
・エースバーン。タスキが見えていてザシアンミラーで出てきそう。
・ラプラス。持ち物は粘土であることがわかっています。チョッキや保険がないことがわかったのはデカい。
そしてカイリューですが、鉢巻を持っていることからおそらく受け崩し要因だろうと予想。ザシアンには出さないと踏んで選出予想から外します。
ガラルファイヤーに関しては対日食ネクロ,対黒バドレックス用であることが明確なのでこちらも選出予想から外します。
選出予想・対戦プラン
絶対出してくる:ザシアン・エースバーン
ダイマックスを使うポケモンとして選出されるのはサンダーまたはラプラスですが、可能性としてサンダー9割、ラプラス1割で考えていました。
初手にはサンダーが出てくると予想します。
初手ザシアンはペンギンさんの構築にザシアンを受けられるポケモンがいないのでお互いのすばやさがわかっていない状態だと出せなさそう。ラグラージと対面しても気まずい。
エースバーンもザシアン同様初手のラグラージが気まずいのでない。と思っていましたが。。。ラグラージをエースバーンで削って、じゃれつくもしくはキョダイセンリツの圏内まで削るプランだったようです。
相手の選出を考えたので次はこちらの選出と立ち回りを考えていきます。
大前提として必ずステロを撒くことを意識しました。
エースバーンのタスキだけは絶対に潰さないと勝てないと思ったからです。
もしタスキを持ったまま対面してしまうと、ザシアンには火炎ボールを、サンダーには火炎ボール+ふいうちで削られながら2ターンもダイマターンを消費し、最後はザシアンの石火で倒されてしまいます。
ミラーでS負けている確信があったのでザシアンは初手に出せません。
また、相手の初手サンダーを想定したときに、ザシアンだと準々決勝同様ラグ引き読みジェットかザシアン居座るかの択になるのでこれは避けたい。ラグラージだとステロこそ撒けますがサンダーを削れない、あくびだとサンダー眠らせることはできますがステロを撒けないので襷エースバーンがきつい。
このことから先発はサンダー1択になりました。
サンダーだと初手サンダーミラーになっても電気無効がいないのでダイサンダーが安定します。お互いにCS珠サンダーなので140ダイサンダーで確定2発取れます。
最初のターンでお互いにダイサンダーを打ち合ったとして次は同速勝負ですが、勝った場合はザシアンの巨獣斬でそのまま倒されはしますが相手を見てから後発を選べます。負けた場合はもちろん不利ですがジェットを打たせてないのでザシアンでそのまま倒せます。(実際は相手サンダーひかえめなので素早さ勝ってました)
出てきたザシアンは、ラグを出してクイタン→巨獣斬→石火で倒します。
ラストのエースバーンは準速を前提に考え、ふいうちを耐えそうなHPが残っていたらインファイト、耐えなさそうだったらまだ見せてない石火でふいうちを透かすつもりでした。
相手サンダーがひかえめ且つ原始の力を持っていた場合にジェット+(珠ダメ)+ダイロックで落とされる場合のみ裏目になりますがさすがにそれはないやろと割り切りました(ほんとにひかえめで原始持ちだった...)
ちなみに上の攻撃で落ちる確率は76/256で約3割。微妙
対戦開始
1. 初手は予想と外れてエースバーン
エースバーンは珠を持ってないのでダイマを切れば確実に一体以上持っていけますが、襷エースバーン相手にダイマックスすると2ターン消費することになり勝てる未来が見えなかったのでここは一旦ラグに引きます。
(めちゃくちゃ考えた結果、どうやら初手ダイマでも勝ってたらしい)
火炎ボールのダメージが42。うーん...まだ性格は断定できない...
2. 安心してステロを撒ける場面なのでもちろんステロを押します。
飛び膝が96入る。HBのわりには結構入ったのでここで意地っぽいなぁと判断します。
3. このターンが勝敗を分けるターニングポイントでした。
こちらとしてはエースバーンの襷を削りたい、なんかあくび打つと負けそうだなという直感でクイックターンを選択。結果としてこのクイックターンが勝負を決定付ける技選択だったようです。
詳しい解説はこちらをご覧ください。全部説明されてます。
さて、飛び膝のダメージが90。さっきより乱数が低いのでこれほんとに意地なのか不安になります。超不安。
4. 準速のはず...と不確定ながらも自分のダメ感を信じて巨獣斬を選択。
相手が先に動いて一旦心臓が止まりますが、ふいうちだったので生存。
エースバーンを倒します。
※ここからは相手の裏がサンダーだと思い込んでいるわとり選手の主観が含まれます。
5. 次に出てきたのはザシアン。素早さ負けているのはほぼ確実なので、ザシアン動かすのはすごくイヤでした()
ここは事前にA184不意+A242巨獣斬という最大限の数値でダメ計して倒される確率が約4割だったので流石に耐えると思いました。思っていました。相手のラストはサンダーだと思い込んでいるので耐えないと負けます。
当然先に動かれます。そしてコケホドリ選手、本大会3度目のガッツポーズ。
(巨獣斬耐えて僕もガッツポーズしてえな)
巨獣斬、耐えない。そう、耐えません。ここで僕の命は絶えました。
急所による大逆転を狙ってサンダーを出します。
(実際は裏ラプラスなので巨獣斬が急所に当たらない限りほぼ勝ち)
6. 運命の巨獣斬、急所には当たらず。
こちらは説明不要のダイジェット
7. 石火を打たれますがこれは急所に当たっても結果変わりません。
ダイサンダーでザシアンを突破します。
8. 出てきたのはラプラス。おや...?
チョッキ持ってないしHP207だったし倒せる!?と絶望から希望に変わります。
ラプラスは一旦ダイウォール。
(ちなみにここでステロ踏んだダイマ後のHPを手元のメモに書いてました。207→156→312。ラプラスが無振りの場合、特防はサンダーと同じくらいなのでそれで計算して140ダイサンダーが165~弱点で330~、超簡易的な計算ですが倒せそうな感じ)
9. サンダーのライジングボルト!
ラプラスが落ちます。
ラプラスはDに20振られていて、最低乱数を引いた場合のみ耐えていたようですが、しっかりと倒し切ってくれました。
対戦解説は以上になります。
おまけとして12月の予選で使っていた構築を軽く紹介します。
12月の仲間大会でペンギンさんが使っていた6匹の並びを参考にしました。
本家の水ロトムから→ランドに
ザシアン@朽ちた剣 陽気
H196(228)-A207(132)-B136(4)-x-D137(12)-S204(140)
巨獣斬 / インファイト / ワイルドボルト / 剣舞
DL対策
準速フェローチェ抜き
巨獣斬でH振り白馬が最低乱数以外1発
A168の火炎ボール上2つ以外耐え
A238白馬のダイアース耐え
A229日食ネクロのダイアース耐え
C183イベルタルの珠ダイバーン耐えない
ステロ踏んだあとの雨しおふき(威力132)耐え
C166ムゲの放射2発耐え
C202レシラムのクロスフレイム上1つ以外耐え
ラプラス@光の粘土 ひかえめ
H207(12)-x-B121(164)-C150(252)-D122(52)-84(28)
フリーズドライ / 泡沫のアリア / かみなり / 絶対零度
DL対策
ミラー用にちょっと速く。準速エレキのエレキボール威力80調整のつもり...120でした()
ラプラス単体で相手に負担をかけてダイマを切らせるために火力最大限。
カイオーガのC202ダイサンダー(140)確定耐え
ダイマ時ウーラオスのA200鉢巻インファを確定耐え
ダイマ時フェロのA207インファ+壁下インファ耐え
A特化巨獣斬確定耐え
サンダー@命の珠 臆病
H166(4)-x-B105-C177(252)-D110-S177(252)
ボルトチェンジ / 暴風 / 熱風 / 羽休め
ヌオー@たべのこし 図太い 実物はShinyなQuagsire
H202(252)-x-B150(252)-C85-D86(4)-S55
熱湯 / どくどく / たくわえる / 自己再生
かわいい
ウーラオス@拘り鉢巻 陽気
H175-A182(252)-B120-x-D81(4)-S163(252)
暗黒強打 / インファイト / 不意打ち / 蜻蛉返り
ランドロス@オボンの実 わんぱく
H196(252)-A166(4)-B138(124)-x-D114(108)-S114(20)
蜻蛉返り / 地震 / ステルスロック / 岩石封じ
岩封で最速ウツロイド抜き(後発とんぼしたいので最低限)
イベルタルのC183珠ダイジェット(140)確定耐え
残りBに全部
ここまで見ていただきありがとうございました!
おわり
はじめまして。「わとり」と申します。
普段はkazukiという名前でやってます。
ポケモン竜王戦2020優勝しました!!
第一回ポケモン竜王戦で準優勝という悔しい思いから7年、ついにポケモン竜王になることができました。
応戦してくださった方、本当にありがとうございました。
とてつもなく緊張していたので応援のリプライがすごく力になっていました。
↓使用構築
コンセプト
ザシアン以外の5匹はダイマックスをしなくても強いポケモンであることを意識した構築になっています。5月12日の突然のアップデートでザシアンの選出がバレなくなったので、ザシアンを選ばない選出時も高いパワーを維持できるようになっています。
竜王戦延期発表から3ヶ月のランクバトル期間を経てやっぱりザシアンだなという結論に至りました。理由としては、「きょじゅうざん」という技がダイマックスという八世代の前提にあるシステムを否定しているから。3ヶ月間様々な伝説枠を試した結果、ザシアンが肌に合っていると感じたから。そしてなにより僕はザシアンが好きだからです。
伝説ルールで全対応は不可能だと考え、対策する伝説ポケモンを絞ることにしました。
まずはムゲンダイナ。竜王戦がトーナメント形式である以上、型が判明している状態だと一気に弱くなるムゲンダイナは、一度は勝ててもそれ以降に勝てる未来が見えない伝説枠だと考えました。
次に黒バドレックスです。耐久がない。この馬は本当に伝説ポケモンか?と疑ってしまうほど耐久が薄く、数少ないザシアンの上を取れるポケモンではありますが、どこから飛んでくるかわからない4倍弱点に怯えたり、どうしてもミミッキュ,ウーラオスがきつかったり、有利であるはずの日食ネクロズマにすらちゃんと勝てるのか怪しかったので本戦に持ってくる人はいないと予想してこの2匹は諦めることにしました。
S17の後半では自身が黒バドを使い込んでいた経験があり、勝ち切れるポケモンではないという認識もありました。
黒バドを切ることを前提に構築を考えたときに構築の幅がかなり広がったのでこの選択は間違っていなかったと思います。結果的には黒バドもムゲンダイナもいなかったので正解でした。
また、S15〜S17のザシアンの構築記事を見ると、ザシアン以外の5匹がすべて違う構築も存在していて、一般枠の自由度が高いこともザシアンを選んだ理由の一つです。
さて、使う伝説ポケモンは決まったわけですが、S17が終わりを迎えてランクバトルのルールが変わり、5月になってもなお構築が定まっておらず、浮き足立っている状態でした。1から新たな構築を組むのは難しいと判断し、先人たちの知恵を借りることになります。
(→)
最初はこちらを参考にしました。(ゲンガーをヒードランに)
7年前の第一回竜王戦でロトムを使っていたことから今回もロトムを使いたい願望。それに竜王戦というタイトルなのでドラゴンタイプを組み込みたいことからこれだ!と思って即決しました。
こちらの構築自体はねむカゴロトムが扱いやすく、カイリューの崩し性能が高さから好感触でした。
しかし、ダイマアタッカーとしてのカイリューはダイジェットを打ってもザシアンを抜けない、ダイマが切れたあとの動きの弱さ、対面操作ができない点から使いづらさを感じました。やはり命の珠を持たせるべきはサンダーだなと自分の中で結論づけました。
この時点で使い勝手の良かったザシアン+オボンラグラージ+珠サンダーの3匹による軸が定まりました。
ロトムはサンダーと対面したときに、かいでんぱが見えない状態ではダイマを切ることができず、かと言ってわるだくみをしたターンにボルチェンや10万を打たれると大きく削られてしまいます。動きが相手依存になってしまうことが多く、安定しなかったので他を探すことになります。
(→)
次に参考にしたのがこちらの構築です。(カバルドンをラグラージに)
とにかく話題性のあるポケモンを使いたかった僕はスガドーンに心を躍らせます。
(こいつ...いけるんか...?)
スカーフを持たせることでスマートにメタモン対策ができて日食ネクロにもタイプ上強く、きょじゅうざん+ビックリヘッドで無振りダイマサンダーを倒せることに気づき僕のズガドーン熱がキョダイマックス。オレは竜王戦でズガドーンを使うぞー!と意気込んでいました。
...
...
<ハァイ
ヒョロガリ頭でっかちピエロでした。
意地ミミッキュの珠かげうちでズガドーン1個分が飛びます。悪ウーラオスのふいうちも耐えるはずがなく...
ザシアンミラーだけを見るなら、サンダーの上を取れて、且つザシアンの石火が無効なのでこれ以上ないほどの逸材でした。
しかし、大いなる期待から一転し、選出できる相手が限られていました。
カイオーガ,イベルタルはもちろんミミッキュやウーラオスが同居しがちな日食ネクロにすら選出を渋られるとなると出せる相手が限定的すぎるので構想外となりました。
ここで僕のズガドーンドリームは花火のように儚く散ってしまったわけですが、嬉しい収穫としてウオノラゴンとウーラオスの組み合わせが強いことに気づきます。
この2匹は選出画面での圧力が凄まじいうえに、どのアイテムを持っているのか断定できないところ、ダイマしなくても強いのでザシアンサンダーと一緒に選出してもパワーが落ちないところを気に入りました。
大会2週間前の進捗
確定
候補
この時点でラグザシサンダーノラゴンが確定。
ウオノラゴンが鉢巻、ウーラオスがタスキでした。最後の枠には相手サンダーのダイジェットを抑制するためのポリ2。使いたい候補が多い中、ホウオウ,ネクロズマ等のザシアンに強い伝説にメタを絞って考えていきます。
(チーム提出期限は大会の1週間前だったのでこのとき相当焦ってました)
ホウオウを相手にフレ戦をしたところ、バシャーモの刺さりがいいことに気づきました。前期竜王がバシャーモを使っていたことに運命を感じて即採用。S17では黒バド構築でバシャを使っていたので扱いになれていることも後押ししました。
そのときのバシャーモがこちら。
バシャーモ@きあいのタスキ いじっぱり
H155ーA189(252)ーB90ーC117ーD91(4)ー132(252)
ホウオウ構築に一匹で勝てるイケメン。
必ず出てくるザシアン受けのヌオー・ドヒドに打点を持ち、タスキを持たせた場合に剣舞を積む余裕があるので全抜き性能が高いことに魅力を感じました。(熱湯で焼けないのも偉い)
ホウオウ以外にもレヒレ入りの日食ネクロ, オーガサンダーナットに出せてザシアンミラーもイケるので天才では...?と思っていました。
しかしながら、バシャーモを選出したときはバシャーモをダイマックスさせないと弱く、逆に選出の幅が狭まって目指していた方向と異なっていたので結局ウーラオスに落ち着きます。
この時点で先ほどの確定枠に加え悪ウーラオスまでは決まりました。
@1
変更点:ウオノラゴン(鉢巻→スカーフ)、ウーラオス(タスキ→鉢巻)
ウオノラゴンはカイオーガに強く出られるスカーフを。これによりカバエスバオーガのような構築にもウオノラゴンが安定します。
ウーラオスはホウオウや日食ネクロに出すことを想定したときに、必ずと言っていいほどゴツメ持ちで受けられてタスキを失うのでそれなら火力のある方がいいと思い、鉢巻を持たせました。ザシアンミラーにはウーラオスを出さずにラグザシサンダーで勝負するつもりだったので特に支障ありませんでした。
ラストの枠にはサンダーの珠ダイジェットを受けられて、カイオーガの雨しおふきも耐えられるポケモンとしてラッキーを選びました。元はポリ2でしたがカイオーガに見た目強くするならラッキーじゃない?となってすんなりと解決しました。
そしてここまでHDだったラグラージをHBに変更。ラッキーを採用したことで特殊防御面での不安がなくなったのでよりミラーに重点をおいたHBに振り切りました。
↓
完成!
いかつい5匹に癒し要素が加わって構築の完成度が格段と上がりました。
序盤、中盤、終盤。どれも隙がない構築に仕上がったと思います。
ザシアン@くちたけん 剣の王 いじっぱり
H196(228)-A242(236)-B136(4)-x-D136(4)-S173(36)
巨獣斬 / じゃれつく / 電光石火 / インファイト
今回の開催地である渋谷の名物、忠犬ザシ公です。
構築提出期限の3分前まではHDワイボインファでしたが、直前でHA石火インファに変更。
HAの強みとして、予想外の火力で不利な相手にも負荷をかけにいける点、日食ネクロに2回目の竜舞を許さない点を評価しました。
また、必ず当たると考えていたザシアンミラーにおいてはHD振りが活きにくい点、ワイルドボルトを切った場合に困るカイオーガやホウオウは攻撃を高くすることでごまかせると思った。
これらを考慮しHAを選びました。苦渋の選択でしたが、結果的にドヒドイデに困ってしまったので技選択は正解とは言い切れません。配分についても、もう少しミラーを考慮した素早さにした方がよかったと思います。
攻撃面
じゃれつく2回でHBオボンラグラージを中乱数2発(55%)
CS珠サンダーにきょじゅうざん+珠ダメ2回+非ダイマ時の石火が255/256で落ちる。(ザシアン対面初手ダイジェット後のダイサンダーをラグで流せた場合を想定)
HBサンダーにじゃれつく+サンダーのダイジェットが確定で落ちる。
HBサンダーにじゃれつく+サンダーのボルチェンが確定で落ちる。
ラグの激流クイタン+きょじゅうざんで199ー137ザシアンが確定で落ちる。(199~)
H振りネクロズマにインファイトが55%から入る(食べ残しの回復が間に合ないくらい。目安)
無振りカイオーガにきょじゅうざんが半分以上入る(52%~)
H振りカイオーガにきょじゅうざん+サンダーの珠140ダイサンダーが253/256で落ちる。
ホウオウもだいたい一緒。
耐久面
A168エースバーンのかえんボール14/16耐え
C177サンダーの珠ダイバーン15/16耐え
C183イベルタルの珠ダイバーン13/16耐え
ラッキー@しんかのきせき 自然回復 ずぶとい A0
H325-A9-B62(252)-x-D138(100)-S90(156)
タマゴうみ / 地球投げ / 電磁波 / みがわり
C202雨しおふき確定2回耐え、Sはだいたいのラプラス抜き。配分はいい感じのやつをパクりました。
ほぼ見せポケです。電磁波はいいとして、みがわりのところはオーガサンダー+ミミッキュに出せる甘えるかシャドボの方がいいと思います。
ラッキー、かわいいですよね。
サンダーでラッキーを突破したときはとても癒されます。
サンダー@いのちのたま 静電気 おくびょう
H165-x-B106(4)-C177(252)-D110-S167(252)
ボルトチェンジ / 暴風 / ライジングボルト / 羽休め
サンダー枠
性格はひかえめとも迷いましたが、イベゼルネの上からボルチェンを打てる、スカーフオーガをダイジェット一回で上を取りたいので最速。
火力を落としたところで耐える攻撃もないのでC振り切り。
ザシアン,エースバーンの攻撃や色んな先制攻撃を受けるので端数は防御に。
全3戦全てでダイマックスを切り、全てにおいて大活躍してくれました。
ボルチェンがめちゃめちゃ強い。暴風も超強い。全部強い。
ライジングボルトの採用理由は、H振りカイオーガを巨獣斬と合わせて140ダイサンダーで落とすため。ほかにもホウオウ,日食ネクロに対して140ダイサンダーが打ちたかったため。この構築ではダイマックスをサンダーに切ることがほとんどなので威力140のダイサンダーを打ちたい場面が山ほどありました。
ザシアンを倒す際など、ダイバーンで晴らしてしまうとエラがみの威力が半減されるのも嫌いました。
羽休めはギリギリまで電磁波と迷いました。羽休めが無いとラキヌオー系に対して余裕がなくなり、珠を持っている以上サイクルできる回数も限られてきます。構築の最後に入ってきたラッキーと合わせてサイクル寄りの立ち回りも可能となったので羽休めに決めました。
一戦目のシグマさん(わらべだ♪)との対戦では羽休めこそ使っていませんが、羽があることによってドヒド系の受け回しに対してプレイングに余裕が生まれていたと思います。
予選時からザシアンと共に使い続けているエースポケモンです。
ラグラージ@オボンのみ 激流 のんき S0
H207(252)-A130-B156(252)-x-D111(4)-S58
ステルスロック / あくび / 地震 / クイックターン
NNはミズゴロウのフランス語Gobouから
速めのカバやミラーで後発クイタンを打つために最遅。
元々はHDぶっぱで、苦手なレジエレキ+カイオーガに出せるようにしていましたがラッキーの採用によりHBに。そのおかげで決勝ではエースバーンの火炎ボール+膝+膝を耐えてくれました。
地震の枠はまもるとの選択だと思いますが、ザシアン,エースバーンに大きく削りを入れられる点、まれにダイマを切るときがあるのでダイアースにもなる点を重視し、地震にしました。
相手ポケモンを攻撃して倒すようなシーンこそ少ないですが、でかい背中が頼もしいいぶし銀の起点作り役です。
ウオノラゴン@こだわりスカーフ 頑丈顎 いじっぱり
H166(4)-A156(252)-B120-x-D100-S127(252)
エラがみ / 逆鱗 / けたぐり / 眠る
竜王枠。
今回の竜王戦はドラゴンタイプ入れなくてもよかったけどどうしても使いたかった。大会タイトルにふさわしい活躍をしてくれました。
性格は、カイオーガ構築へのダメージを意識して火力が欲しかったのでいじっぱり。
ねむるの枠は、ダイウォール媒体なら正直なんでもよくて、ねごとは違うな...こらえるも役立つ場面ないよな...となってウオノラゴン入りの記事を漁っていたときに発見したねむるを採用。まさか本番で眠るべき時が来るとは思ってもみなかったです。
同じくスカーフウオノラゴンを使っていた本戦出場者のうわっきーさん(Thrash)が、ザシアンの石火を通す目的でダイマを枯らせるこらえるを採用していたのを見てその手があったかー!と思いました。そのこらえるの利点に気づけなかったのは反省点です。結果的にはねむるが決め手で決着がついたので文句なし。
ウーラオス@こだわりハチマキ 不可視の拳 ようき
H175-A182(252)-B121(4)-x-D80-S163(252)
暗黒強打 / インファイト / 不意打ち / 蜻蛉返り
受け崩し+対日食ネクロ
武道熊師になれなかったくまし。
ウオノラゴンと合わせて選出誘導をかけていきます。影の立役者。
日食ネクロ構築によくいるミミッキュの前で動けないと弱いので最速。
技構成はいつもの3つに予選と同じくとんぼがえり。ミミッキュの皮を剥がしながらザシアンでじゃれつくを受けたり、ネクロ対面で打つことで暗黒強打を受けにきたマリルリ・レヒレ等のフェアリータイプを見てからザシアンを合わせられるのが凄く強い。
ラッキーのみがわりを壊しながらサンダーに引くことで電磁波を受けずにサイクルを回せるところも強い。
基本選出
軸となる3匹。ステロはもちろん強いし初手からクイタン打って後出しじゃんけんするのも強い。
超パワー選出。裏にダイマックスを温存しなくていいので、気兼ねなくサンダーで初手ダイマを仕掛けることができる。
ボルチェンから出せるポケモンがどっちも超火力なので楽しい。
対ムゲンダイナ 不利
切ってます。
対黒バドレックス 鬼不利
こちらも切ってます。逃げます。
対ザシアン 五分
一番重要だと思われるミラーの立ち回りが曖昧なまま大会を迎えてしまいました。
初手ザシアンで荒らすか、初手ラグでステロ撒いた後は感覚で頑張ります。頑張ります。
対カイオーガ やや有利
/ or
じゃれつくやボルチェンで相手サンダーを削ってウオノラゴンを通します。
カイオーガというより、それと一緒にいるHBサンダーがきついです。サンダーの静電気が直接勝敗に関わってくるので心拍数の上がりどころ。
レジエレキがいると勝てません。
対日食ネクロズマ 五分
/
対策したつもりですが、鬼火壁ドラパがいるときついです。
ネクロズマに竜舞を2回させてしまうともう止まらないのでそれだけは許さない立ち回りをします。
どうしてもザシアンが出せなさそうなときはラグラージを代わりに選出しますがネクロの持ち物が見えてないとラムを持っていたときに気まずいのでそれは最終手段になります。
対ホウオウ 有利
@2
ウオノラゴンを確定として残りは相手に合わせます。基本はウーラオスに加え、ゴリランダーがいる場合はザシアン、ドヒドイデ,モジャンボが見えたらサンダーを。
初手のウオノラゴンvsホウオウ対面はダイナックルを決め打ちします。
対イベルタル やや有利
or
ラキヌオ・ポリドヒド系にはウオノラゴンを、メタモン入りのスタン構築にはラグラージを出します。ヌケニン入りだと厳しい。
サイクル系のイベルタルにはなるべく相手の数を減らすことを目標に、最終的にはサンダーを使って詰めていきます。
竜王戦ルールのランクバトルが終わっても構築が定まらず、練習環境がない状態から新しく構築を組むことになって不安しかありませんでしたが、納得のいく構築に仕上げることができたうえに、最高の結果で終わることができて幸せです。
優勝できる自信はありましたが、本当に優勝できて素直に嬉しいです。めちゃくちゃ嬉しいです。
当初より見てる人が楽しめる対戦をしたいと思っていましたが、ウオノラゴンが眠ったり、決勝で放ったライジングボルトがトレンド入りしていたみたいで楽しんでいただけたのかなと思ってます。
今回のポケモン竜王戦は、普段のJCSやWCSとはまた雰囲気の違う特別な大会でした。
能楽堂の舞台でポケモンバトルをした経験は今後忘れることないでしょう。
出場選手の紹介映像があったり、対戦中は心拍データを表示したりと、プレイヤー側にフォーカスを当てていて非常に面白い試みだったと思います。
余談ですが、ここまでプレイヤー側にフォーカスを当てるのは近年盛り上がりを見せるeスポーツに近いものを感じました。WCSポッ拳決勝の盛り上がり方なんかは完全にスポーツのそれです。ポケモンUNITEもリリース予定とのことで今後のポケモンがeスポーツとして発展することを願っています。
周りからしたら終わったルールであるにもかかわらず、フレ戦をしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございました!!
また、素晴らしい選手紹介PVを制作していただいた映像制作の方、ありがとうございました。
そして、緊急事態宣言下の中、しっかりと感染症対策を講じたうえで大会を開催してくれた株ポケ様及び大会関係者様には頭が上がりません。
今回のポケモン竜王戦に関わってくださった方、全てに感謝しております。本当にありがとうございました。
ここまで読んでいただいた方ありがとうございます。ここまで飛ばしてくれた方もありがとうございます。
対戦解説とかも後日ブログに書くと思います。それでは
@ikazuki148
記録用に。ほとんどが日本一予選の話です笑
・INC Feb. 最高1732 最終1000位台
やり込み足らず。
・INC April W31-L12 最高1806 最終100位台
バンドリやラプラスも練習していましたが、相手の鉄壁ナットレイを対処できず、直前になって迷走した結果、リザバナに。
立ち回りが定まっておらず1806から3敗して終了。
5/10 てるチャレ#1
スイス6-1 トナメ1没 70人参加 Top14
この時期は鉢巻バンギラスと、あくび持ち弱保トゲキッスというなかなか尖ったことをしてました。
スイス予選6-1と、手ごたえはありましたが、なんにせよ負けた二回の相手がバンドリで、それぞれ同じような中身で、同じような負け方でボッコボコにされたので、ミラーマッチに対する自信が完全に消えました()
INC May W33-L11 最高1794 最終100位以内
30-8の1794、勝てば1806で40位ボーダー圏内という魂の一戦で、迎えるはフシギバナコータス。
バナコータスには選出をあらかじめ決めていましたが、あろう事か別の選出をしてしまってフシギバナを上手く対処できず、眠り粉に屈しました…
その後も2回、負けを重ねてしまい対戦数が無くなって終了。
2月以外は予選抜けラインを目標に頑張って取り組んでいたので、1度もINCを勝ち切ることができず、ありえへんほど萎えました。(PJNO出たかった…)
日本一決定戦予選2020
W26-L3 レート1813 最終6位
公式のオンライン全国大会が開催されるということで、そこそこ頑張りました。
ここまでのリザバナやバンドリといった、メタの対象になりやすい構築選択から方針を変え、しっかりと環境読みをして構築を組みました。
構築経緯
環境予想として、エースバーン+エルフーンの速いエースバーン構築を使う人が多そう。
↓
ダイジェットや追い風に強いトリックルーム軸(のアシレーヌ+サマヨール)に決定。
↓
リバティノートの過去のINC上位構築リストを見る。
INC May28位の6匹が強そうなのでパクる。
↓
アシレサマヨがめちゃ強い。
しかし、ナットレイとミミッキュが環境的に後発に置くポケモンとしては微妙。いかく欲しい。
↓
ランクバトルで見かけた、アシレーヌトリルにゴリランダー+ガオガエンの組み合わせが強そうだったので、ミミッキュ, ナットレイと入れ替え。
↓
めちゃくちゃハマった。
↓
ここまでに思ったことが
・バンギラスの枠がしっくり来ない。
・基本選出のアシレサマヨゴリラガエンだと相手のゴリランダーの処理に困る。
だったので代替案を考えるが思いつかず。
↓
PJNOの配信を見る。(https://youtu.be/93pH5k_eSLE)
ゴリラ狩りのゴリラを発見。
襷ヒヒダルマをそのままパクって完成!
本家はジュラルドンでしたがドラパルトを選んだ理由として…
・ジュラルドンではリザードンを対処できないと思ったこと。
・ドラパルトで慣れていたので変えたくなかった。
・中速のポケモンで固めると相手のドラパルトに舐められる為(最も重要)。
これらの理由でドラパルトを選択した訳ですが、ドラパルト+ヒヒダルマのビートダウンもシンプルに強くて、悪くはなかったかなと思います。
参考にしたブログ
【INC April 最終レート1839】天地魔闘スタンver2020【ダブルS5最終2位】 - マイペースでいきましょう
INC A 使用構築(最高最終1845・9位) 偽装ドラパセキタンザン~殺戮の歌姫グッドスタッフ - 永遠の安らぎ
自分が何十回と読んだ構築記事です。
義務教育なのでまだ見てない人は必ず見てください
雑感
・サマヨールの技に「まもる」と「サイドチェンジ」を採用。
非常に初見殺し性能が高く、まもるを見せた後のサイドチェンジが鬼のように刺さった。
・ガオガエンの「バークアウト」は使用頻度こそ低かったが、数を増やしつつあったイエッサン+ブリムオン戦で活躍。
・アシレーヌにはとにかく敵をワンパンしてもらいたいので、HC振りで最大火力の技選択。
・アシレーヌミラーで最遅同士になるのが嫌すぎたので、素早さ関係をわかりやすくするために性格はひかえめ(素早さ80)
サマヨールも同じ理由で素早さ29(S6個体)。
・エースバーン入り構築には5回しか当たらなかったが、5回とも余裕を持って勝利したので、狙い通りの構築ができた。
・マッチング運がかなり良かった。良すぎた。
・ヒヒダルマとゴリランダーで2頭のゴリラ構築かと思いきや、アシレーヌの火力がヤバすぎて実質、ゴリラは3頭だった。
こんな感じですかね。
8月の本戦も頑張ります。
追記:本戦106位でした😇